再開するものしないもの

6月9日にジムが再開。2ヶ月以上ぶりに泳いだ。スイム歴は、18歳でスイミングスクールに通い始めて以来の30年以上のロ~~~ングキャリア。その間、こんなに長期間泳がなかったことは初めて。仕事が忙しくて、1週間も泳ぎに行けないと、猛烈なストレスを感じたものだが、さすがに今回は、きっぱりと心身共にどうしようもない、と潔く諦めた。そのせいか、不思議とストレスを感じなかった(「覚悟を決める」体験か(笑))。解禁初日にジムに来たメンバーは筋金入りのジムおたく(私を含めて)。フルネームは知らないけど、誰よりも頻繁に顔を合わせていたメンバー。親友に会ったような気持ちで再会を喜びあった。

一方、再開しないものは?となると、仲間とのリアルミーティング(は最小限に)、お客様とのリアルミーティング。現場にお伺いしてのコンサルティング、集合型の研修。あれっ、これって、私の仕事にとって依然としてめちゃくちゃ深刻なことではないか・・・・・・・・?オンラインインフラ整備に奔走し、機器類はだいたい整いつつある。とは言え、揃えば揃うほど、知恵が付けば付くほどさらに必要なものが出てくるのだ。次から次へと。無知を知る(昔、哲学で習ったことが今になるとよくわかる)。

「さらに必要なもの」の一番が『表現方法・実現方法』。これまでのリアルコミュニケーションからオンラインコミュニケーションに変わったことによって、同じ成果を出すための実現方法を変えないといけないのではないかという心のモヤモヤ。何となく対面では瞬発力で対応できていたこと、20人ぐらいなら何となく全体に目配りもできていたこと。ここが難しい。そもそも本当に、同じ成果を求める必要があるのか?必要無いのかもしれない。もう少し、自身の価値の枠組みを揺すらないと、既成概念から外れていけない。成功体験あるからなぁ・・・・。頭固いからなぁ・・・。悩むなぁ・・・・。

それでもできることをやるしかない。考えて実践しての繰り返し。誰も正解を持っていないけれど、少しだけ先んじている人は世の中にたくさんいる。そこからも学びとって行こう。

 

DXの世界をこんなに一気に身近に感じる日が来るとは夢にも思わなかった。IoT。我が家の65インチサイズの有機ELテレビはインターネットに普通につながる。YouTubeのトレーニング動画を見ながら、ほぼほぼ毎日エクササイズに励んだ。カラダを動かすだけなら、外をランして、家で筋トレもヨガもできた。できないのは、友人とのたわいもない会話。ここにヒントがあるんだろうな。もちろんZoom飲み会も楽しいんだけどね。